ALTO BLOG
外伝小説@ミハエルサイド
はいはいー家のネットが繋がらなくて漫画喫茶でこれを打ってるけど
使いにくくて誤字脱字おおいよー打ちにくい!白乃野です。
問い合わせたらなんか2日位かかるかもで本気で死にます。
しかもログインした後FC2落ちるし!私いつ帰れるの…ってか更新
出来るんだ・・・・。
あ、復活した。そしてまた落ちた
秋葉原も大変だったしなあ・・・今日はトラブル続きだ。

えと、例の小説のアフターストーリーでミハエル視点の小説です。
姫があんな事してとかなんとか愚痴ってた、あんな事をご説明。
姫がふんにゃり壊れてるのが書きたかった。
若いので仕方がないと、ミハエルさんも生暖かく見守ってあげて。
実は割り切れない子供っぽさとか、そんなのを抱えるミハエルが
大好きです。姉さん死んだ後とかすっごい廃れた生活を送ってたん
だろうねーと話してたんですがあんな過去だと仕方ないというか。
純粋培養の姫が羨ましくて焦がれるけれど、何か割り切れない
嫉妬や独占欲とか・・・そんなミハアルだといいなーなんて。
あと、あの眼鏡はかなり下品なので意図的に直接的表現を多く
しています。わあお。


分かっているとは思いますが性的なお話なのできをつけてね。
結構ピュアなミハアルが多い中、ヨゴレ一直線ですみません。
空気の読めなさっぷりは異常。


そういえばうちのブログ、ミハアルアップローダーという定義でいいと
思った。なんか好き勝手に皆ミハアルとかアルト上げていくみたいな。



おりたたんでるので↓をどうぞ。
前回の外伝的続きです。






「viola」Shironono Chiko


ミハエルSide


 






「よ・・・っと!」



 キイ・・・・と、広く暗い浴場に金属音が響く。
 扉を開けるために差し込んだ足でそのままガラスの扉を押すと、脱衣場と浴場を繋ぐそれは完全に開いた。
 扉はさっき急いで脱衣所に行ったせいかすでに半開きだったし、器用な俺には容易い事だった。あまり褒められた事ではないが俺の両手は今も塞がっていて、こうするしか方法が無いのだから仕方ない。
 どうせここには自分を含め2人しかおらず、残りの1人もふわふわと夢の境を彷徨っている状態だ…誰も咎める人はいないのだからと俺は扉を開けたまま中に入っていった。


「アルト姫…?」

「・・・・・ん」


 冷たくなったタイルの上を歩きながら、1時間前にも同じ腕の中にいた男の名前を呼んでみる。
 名前を呼ぶと微かに反応はあったが、多分意思の通っていない条件反射のようなものだろう。広い浴場を歩く音にすら掻き消されそうな声は、腕の中に抱いている俺にしか聞こえない程弱くて。
 まるで吐息のようだ…と、思うのは、未だ身体の中で燻る熱のせいか。

 それでなくとも俺が抱いている身体は裸で。濃紺の長い髪はしっとりと白い肌に絡み付き、瞳は潤んだままでいつもの強気な表情はどこにも無い。
 本人に言うとまた怒られるが…ここがS.M.Sで、しかも抱いてるのが男だというのを一瞬忘れそうになる。確かに胸も無いし身体は男性特有の細さで、濡れたままの下半身には誤魔化しようもないソレが存在していた。それなのに不快感も無く、むしろ性欲を掻き立てられるのは何故なのか今でも自分が理解出来ない。



「姫、ゆっくり下ろすぞ…身体自分で支えられるか?」

「・・・・う…ん」

 微かな声で返事をした腕の中のお姫様は、まだぼんやりとしているようだった。
 そのまま身体をゆっくりと下ろすと、洗い場備え付けの椅子に座らせてやる。最初は身体を自分で支えられるのかと心配だったがそれは大丈夫なようで安心した。

 見下ろすとアルトもこちらを見ているようで視線が合う。
 「どうしたの?」と聞いてもまた同じように曖昧な吐息しか聞こえなくて、無意識に視線が俺に向けられているだけだと理解する。閉じた膝の上にちょこんと手を乗せている姿はまるで子供のようで可愛らしいと思ってしまったが…同時に罪悪感も感じてしまうのは自業自得か。
 行為の最中は俺も夢中だったが、流石に脱衣所ではやりすぎたとは思う。あの反応では自慰もそれ程慣れていない様で、身体を上手く抑制する方法も分からず倒れてしまうのではないかとさえ思ってしまった。
 自分が与える快感に素直な反応をしてくれるのは嬉しいが、そのまま全てを受け止めてしまうのはコイツの身体がもたないだろう。いくらセックスに満たない行為だとはいえ、あの白く薄い肌は敏感で危ういのだから。

「身体…綺麗にしてやるから、じっとしてろよ」

「・・・・・あ、え?」

 大勢の隊員が使う洗い場には椅子の他にも備え付けでシャンプーやボディソープが並んでいる。それは一般の大衆浴場と同じようなものだ。俺はその中の1本を取り、手のひらでソレを泡立てながら姫にお伺いをたてた。
 俺の腕の中はこの姫様で定員オーバーで、スポンジなど持ってくる余裕は無かったから。

 始めはまだ俺の言葉もぼんやり聞いているようだったが、泡立つ手の中を眺めながら序々に頬が赤くなっていく反応は素直で面白い。
 純情なお姫様はそろそろ眠りから覚める頃だ。
 流石に消灯の済んだ浴場は未だ真っ暗で、これ以上は俺も…色々な男の事情で辛い事もある訳で姫と遊ぶ気は無いんだがな。
 さっさと出なければ本当に俺達の就寝時間も少なくなってしまう。自分らしくもないが、それ程に学業とS.M.Sの両立は厳しいって事だ。

「ミハエル…自分で、洗う、から・・・」

 しかしそんな俺の考えを遮る声は掠れて、戸惑いと恥じらいが混ざって聞こえた。何気ない言葉の筈なのに行為の最中の様に感じさせて身体がぞくりと震えてしまう。
 見上げてくる顔や肌には濡れた髪が絡み、白い肌は微かに上気しているようで無防備だ。
 これが女なら襲ってくれと言っているようなものだ…と思う。


『全く…無意識ってのが一番、厄介だな』


 言葉には出さなかったが俺は内心頭を抱えてしまった。
 このお姫様は自分の容姿をある程度理解はしているんだが、こういう色気に関しては全く無意識で…時々本当に勘弁してくれと思ってしまう。
・・・だから、苛めたくなるのに。

「どうせさっき散々触った身体だろ?それとも…また大人しくさせて欲しいのかな、姫は」

「・・・・・ッ!?」

 直接的な言葉に純粋培養のお姫様が弱いのは知っている。
 自慰だって思っていた程慣れている訳でも無かったし、性行為なんてまだ確実に未経験だろう。人肌を触れ合わせる事を覚えたばかりの容量はパンク寸前といった所かもしれない。
 案の定返す言葉に詰まり、真っ赤になった姿を見ながら俺は自嘲気味に笑った。












 するり、と首元から両手を差し入れると「ん…っ」と吐息が漏れた。
 触れた薄い肌は震えて、俺の指先に合わせてしなやかな肢体がぴくんと跳ねる。首元から鎖骨辺りを巡ると首が仰け反って…見えた白い喉元に噛み付きたい衝動に駆られた。

 始めは、本当に身体を洗うだけのつもりだった。
 そのつもりで眼鏡もわざわざ付けてきたのに…と、そんな後悔は遅くて。

 もうすでに俺の指先は違う意思を持ち、目の前の身体をまた乱す為だけに動いている。甘い蜜を貪った人は堕ちてもう戻れないと、どこかの本で読んだ覚えがあるが…まさにこれがそうなのだと感じた。
 俺が好む年上の女とのセックスは情熱的だが、それに反して俺の中は行為中段々と冷めていく。魅力はセックス以外は希薄で鬱陶しくない事と、慣れた女は面倒な過程がいらない事だけだ。どうせペニスから欲望を吐き出してしまえば熱は納まる。それまでの遊びには丁度いい。

 それなのに、この淡い感覚と愛しさは何なのかと思う。
 一度肌を触れ合わせて起こる執着とは違う、不思議な感覚。

 それは、目の前の身体も同じなのだろうか?
 ・・・なんて思うのはセンチメンタルな女性みたいで吐き気がした。



「やだ…嫌…もう、っ…触んなよ…ッ!」

 必死の懇願は甘い響きだ。
 震える手で俺の手を押さえつけようとするが、それは力なく静止するというより誘うようにも見える。
 ぬるぬると滑る泡と白い液体を両手で身体に塗り込めるように動かす。あ…あ…と、小刻みに零れる声は脱衣所で聞いたものと同じ甘さだ。
 俺の両手は泡と細い髪を絡めながらゆっくり身体を下りていく。
 ぴん、と立った胸を強く摘むと閉じたままの膝が震え、微かに開かれたソコにはさっき開放した筈のものが勃起していた。薄い色のソレは同姓のもので嫌悪感すら感じるのが普通なのに俺は…。

『不味い、な』

 さっきまで納まっていた身体の熱は、燻っていたものと交じり合い酷く自分を煽っていた。俺がタオルを巻いていない状態でも、快感を追うのに必死なアルトはまだ気付いてないだろう。
 もし、気付いたら怯えて逃げるだろうか?そんな心配をしてしまう自分が可笑しい。
 これは同じオスの本能だ。それが自分に興奮して勃起するなんて、この純粋なお姫様は考えもしなかっただろう。

「ふ・・・う、ぁ…あ、あ、あ」

 涙を含んだ瞳は長い睫まで濡らし、ぽろぽろと涙が零れるのもかまわないようだった。必死に俺の手を追いながら小さく「だめ」と何度も繰り返すように鳴く姿は女性のどんな仕草よりも淫猥だ。
 屈んで目線を合わせるようにすると首を何度も振って今度は「やだ」と、俺に何度も告げた。
 もう膝はしどけなく開いて、とろりと濡れたそこは触って欲しいと訴えているのに…まあそこがコイツのそそる所でもあるんだがな。最初から淫乱なだけの相手なんて一晩で十分だ。

「素直になるともっと気持ち良いのに…口では言えない、か」

 呟くように言うと目の前の瞳が戸惑うように潤んだ。
 俺の手はすでに全身を巡り、ゆっくり開かせた内腿に触れている。それでも意地悪く触れられないソレは限界まで膨らんで、先端から透明な液体が溢れていた。
 足を閉じないのはもう我慢が出来ないからだ。
 さっきから何度もアルトの手は俺の手を離れ、自分のモノに触ろうとして…止める仕草を繰り返している事で分かる。恥ずかしさと自制心の境界線はセックスの間、とても曖昧だ。それでも手放そうとしない姿は可愛らしく新鮮でもあった。本当は頭の中がイヤラシイ事でいっぱいで、そこに俺の手が触れる事だけを考えている筈なのに。
 その仕草はもっと屈服させたいと思う反面、そのままでいて欲しいとも思わせて自分で笑ってしまう程だ。


 だから、試してみた。
 正直自分も限界で、その言い訳だったのかもしれないけれど。

「よし、一緒にするか。嫌だと駄目は却下だぜ?」

「・・・・え?な、に…ッ?!」

 俺の手に全ての意識を持っていかれていたアルトは、いきなり言われた言葉にすぐ反応出来ないようだった。
 だから俺は力の入らない右手を自分にゆっくりと引き寄せ、その手に無理矢理にでも分からせてやる。
 どれだけ、俺もお前に欲情しているかを。

「…あ、や、嫌だ…あつ、い…っ!」

「嫌は却下だって言っただろ?アルト姫…」

 最初は引こうとした手に俺の手を重ねてやると、不思議とその手は動きを止めた。そして、そのままどうしていいのか分からず手を重ねたままで少しの時間が流れた。

「触れてるだけでいいよ…そのままで」
 
 言いながら手を離すと、もうアルトの手がそこから引く事は無かった。
 そのまま同じ目線で濡れたペニスに触ってやると、恥ずかしそうにきゅうっと俺のモノを握ってくるのが可愛い。
 本当はすぐ離されてしまうと思っていたのに…変に真面目で素直なのは産まれながらの性格なのか?とさえ思ってしまう。

「姫は本当に・・・」

 可愛いね…と、唇が触れるほどの距離で囁くとその薄紅の唇が密かに緩んだのが分かる。それは次に触れてくるものに反応しているようで、俺は誘われるように唇を重ねた。


「・・・っ、ん、ふぅ…っ」

 ぴちゃぴちゃと響く水音は重ねた唇と、触っている下半身からのものだ。アルトが座っている椅子はカタカタと鳴り、やけに生々しいその音が久しぶりのセックスだと感じさせる。
 俺はすぐにでもイきそうになる姫のペニスをギリギリで止めて、その反応を楽しんでいた。寸前で止められると本当に苦しいのは俺にも分かる。でもそれが和らいだ後の快感はもっと高みに昇る事も知っていた。
 セックスを知らないのなら恐怖感を感じさせる前に、それ以上の快感で縛ってやる…なんて子供染みた独占欲みたいで滑稽だ。

「姫は…裏筋の辺りが特に弱いかな」

「もう…もう…っ…!…ミハエ…ル、そこ…ぁ!!」

「まだ、もっと気持ち良くなるまで我慢して…」

 指先は焦らす様に、そこをゆるゆると巡らせている。
 多分イクのを止めたのはこれで3回目位だ。先から溢れる液体はもう透明でも無く、粘度を増して指先から糸が引く程で。
 擦るようにそこを押してやると身体が大きく震えたけれど、アルトが射精する刺激には一歩足りないのを知っていた。
 イきたい…と泣きながら股を開く姿はいつか舞台で見た妖艶さで、唇を自分から深く重ねてくる仕草は本当に「早乙女アルト」なのかを曖昧にさせる。俺のペニスに触れていただけの手も、今は水音を立てながら動いて指先を俺の精液で濡らしていた。
 日常生活の中にこんなものを身体に隠してるとはきっと誰も知らないのだろう…そんな風に思うとたまらなく昂るのが分かる。

「エッチだな、姫…気持ち良いと俺を興奮させたくなっちゃうんだ?」

「そん、な…こと、な…う、ぁあ!」

「違わないだろ。ほら、今も指が俺のに絡んで凄く動いてる…」

 凄く、気持ちいい…と、耳元に囁くと握っていたアルトがどくんと脈うつ。そんな事でも感じる反応の良さがたまらない。こんな身体を抱いてしまったら戻れなくなるのは自分の方なのかもしれないと思う。俺が本当は独占欲が強く、酷い人間なのは自分自身で良く分かっているから。
 毎日同室のコイツを抱いて、そんな行為に溺れて執着するなんて流石に自殺行為だ。
 セックスの相手として割り切れないなら一緒にいる必要は無い…なんて以前俺が言った言葉で。じゃあ目の前の男を俺は割り切れるのか?といえばそんな自信は全く無いからお笑いだ。

「そろそろイかせてあげるから…もっと俺の先、擦って」

「あ、あぁ…どうしよ、ぅぁ…そこ、きもちいいよぉ…っ」

 髪をぱさぱさと何度も乱しながら、俺のモノを必死に擦るアルトはもう身体も支えられないと俺の肩口に顔を埋めていた。そこをアルトが甘噛みする度に少しの痛みと、気持ち良さが身体を巡る。 耳元に届く声はもう快感だけを追うソレで、「ミハエル」と「気持ち良い」が繰り返し聞こえるだけだ。壊れたセクサロイドのように喘ぐアルトはどの生き物よりも卑猥に見えた。

「…ぅや、ミハ…でちゃ、う…んっ!ああ、あ、ふぁ…あ」

「出せよ…見ててやる、から、ッ・・・」

 自分のモノを掻く右手は痛いほどで、目の前にあるアルトの痴態はそれ以上に刺激するものだった。肩に顔を埋めている事で見えるうなじや背中は汗が滲んで何度も跳ねる。
 それに、悪戯に指で触れてしまったアルトの奥は精液に濡れながら収縮していて…そこを撫でながら俺は奥までも犯す事を耐えていた。

 もう、我慢出来ないと、思った。

 そのまま俺は今まで焦らしてきたソレを強く動かして開放を促す。震えて鳴きながら射精する姿は脱衣場の時よりも溺れているように見えた。
 その時の俺は目の前に見えるアルトの中を…女の様に犯す事しか考えて無くて。自分自身も開放した時、倒錯的な擬似セックスにどれだけ自分が本気になっているかを思わせた。それに、自分の精液がアルトの指先から性器や腹を濡らすのは征服欲以外の何物でもなく…こんな身体に執着してしまった自分はこれからどうなるのだろうかと気が遠くなる。



 多分、間違いはあの舞台から。

 大勢の観客を魅了する艶やかな一人の人間を、特別に思ってしまった事から始まった。




『これも、健全な青少年の悩み…なのか?』

 くたりと脱力するお姫様を今度こそ洗ってやりながら、俺は止め処も無く青臭い感情に一人また悩むのだった。



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